Song: Angraecum
Artist:  H-el-ical//
Year: 2020
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[H-el-ical//「Angraecum」歌詞]

キンと冷えた朝の空気を
胸いっぱいに吸い込んだ
まだ薄暗いけれど
いつもの道を歩いて

少し痛みすら感じる
頬を手袋で挟み込み
あたためようとしても
すぐには戻らないほど

冬の朝は綺麗
空気が澄んで
真っ直ぐ降る光は
清めのように

振り返ると見える景色は
とても美しくて
歩いてる時には気づかなかった
輝きを放っている
消えない足跡と共に
今度は向こう側の景色を
確かめに行こうと
踏み込んだ時には始まっている
新しい世界の創造
あの日の祈りと共に

音も無く降り積もる雪
掌の上丸くなる
冷たい粒は
指の隙間を通り抜けて

いつまでも一緒なんだと
離れないんだと迷わずに
手を伸ばしてたふたり
互いに包まれていて

冬の夜は綺麗
吐息は白く
月に魅せられながら
清めのように

目を細めて見てる景色は
とても不明瞭で
それなのに時々妙に鮮明で
浸食を止められずに
戸惑いと刺激に塗れ
瞳を開いて見る景色を
確かめようとして
踏み出した時から変化していく
輪郭が浮かび上がる
あの日の祈りと共に

誰も 何も きっと
いつも いつか そっと
夢も 蜜も ずっと
いつも いつか もっと

振り返ると見える景色は
とても美しくて
歩いてる時には気づかなかった
輝きを放っている
消えない足跡と共に

今度は向こう側の景色を
確かめに行こうと
踏み込んだ時には始まっている
新しい世界の創造
あの日の祈りと共に

( H-el-ical// )
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